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飾らないための飾り -ピックガード造形-

各方面から好評なので調子に乗って自分のピックガードについて語ろうと思います。



これまでずっとフィンガーランプをつけていましたが、思うところがあって外しました。長い期間つけいただけに思いっきり日焼けしています。フロントピックアップのザグリも丸出し。これはこれで一種独特な風格があるのですが、なるべく普通の楽器のような見た目にしたいこともあり、ピックガードを製作することにしました。DSC00797_R_20180707000704d44.jpg 


G&Lですからフェンダー直系なので、フェンダー的でありつつ、ピックアップのキワまでの日焼け跡を完全に隠す造形を考えます。特に意識したのはストラトのピックガード形状で、ちょうどストラトの場合ブリッジがある辺りにピックアップがあるのでボディに対するピックガードの形状・サイズのバランスはうまく取れたのではないかと。
pg_R.jpg


ネジ止めしている風ですが、飾りです。短く加工してピックガードのみに刺さっている状態。 自分の楽器とはいえ不必要にネジ穴をあけるのは避けたい、とはいえネジが無いと「ハメ込み固定された特殊なピックガード」という情報を持ってしまいます。情報を減らすための飾りです。 DSC00799_R_2018070700070652e.jpg

実際はネック端とピックアップ、ボリュームノブで保持しています。
DSC00802_R_20180707000707a0e.jpg
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ランプに隠れたピックアップ!?

久し振りに自分の楽器の話です。

ブログのtop画像になっているこの楽器ですが、かなり以前からランプの下に隠れるようフロントPUを設置したいと考えていました。
作業方法は何通りか頭の中でイメージしており、何が最善か決めかねて作業に取り掛かれずにいましたが、「とりあえずやってみよう!やりながら考えよう!」という意気で実施しました。自分の楽器ですから積極的にチャレンジができます。






PUはハムサイズのザグリの中にシングルを入れますので、位置に多少の自由度があります。
下図は、フロントPU設置位置を検討するために作ったものですが、本来の目的を越えた興味深さがあります。

DSC04272.jpg




こんなふうにスラントさせることも考えましたが…。

DSC04274.jpg





結局、通常のジャズベースの位置に合わせることに。ネジを通す突起部分がボディと干渉するため、そこだけボディを削りました。

DSC04276.jpg





決定した位置に合わせ、ランプの裏側を削ります。横幅がかなりギリギリですが、大丈夫でしょうか…。

DSC04277.jpg




ボディ側の加工。PU裏の端子がザグリの底に接触してしまうため、その部分を削り落しています。

DSC04279.jpg





ランプの加工が終わりました。

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側面がギリギリなのはもちろん、それ以上に表面の端あたりが怖いです。木が透ける!

DSC04300.jpg




配線。

DSC04289.jpg



PUは各ボリュームやバランサーではなく、スイッチで切り替えるようにしました。フロント/フロント+リア(ブリッジ側シングル)/リア(並列ハム) の3通り。
リアPUはハムバッカーですがフロントとリアとのブレンド時にはジャズベース的な音が欲しかったため、60'sジャズベースと同位置にあるブリッジ側を生かすようにしました。

DSC04290.jpg




PUを収納します。

DSC04292.jpg




ついでにジャックをSwitchcraft製からNeutrik製に交換。

DSC04293.jpg




というわけで、フロントPU増設後の全体像。スイッチがついた以外は外見の変化はありません。
外見(というかランプの木材)がとても気に入っていたので、表面的な変化なしに無事にPUを増設できたのは嬉しいです。

DSC04295.jpg




音はこちらで聴けます。
Rear&front

さしあたりの結果には非常に満足です。ただやはり、ギリギリまでランプを削ったとはいえランプの下に納めているフロントと露出しているリアとでは、弦との距離に起因する出力差がかなりハッキリ出ています。シングルとハムという違いも影響しているかもしれませんが、リア単体時は並列ハムで鳴らしているのでシングルと比べて極端に出力が上がっているということは無いはずです。
前後それぞれ単体で鳴らした際に音量差が出るのももちろん問題ですし、ブレンド時にも良い混ざり方をしていない印象があります。このあたりは改善の余地がありそうです。いっそランプはリアまでカバーするようにして、リアの高さをフロントに合わせるのが吉でしょうか?いろいろ使いつつ考えていこうと思います。

ボディリフィニッシュ

少し前にですが、自分の G&L L-2000 のリフィニッシュを行いました。

PB120288.jpg



こちらが作業前。塗装はポリ系と思われます。





作業中。

PB090216.jpg



ついでなので、高音弦側のカッタウェイを若干深くし、さらに裏側の角を大きく落とす加工を施しています。

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新しい塗装はナチュラルのオイルフィニッシュ。

PB100223.jpg



完成。

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ナチュラルアッシュは王道の格好良さですね。木製のランプやノブとの見た目の整合性も取れ、満足の仕上がりです。



コントロール部の穴埋めには丸く切った端材を使用。

PB120279.jpg



裏側。

PB120285.jpg



追記

お預かりしている楽器の方も作業は順調です。昨日のアクリルピックガードに引き続き、現在はウエンジのフィンガーランプを製作中。

PB150508.jpg

ネック裏のマット処理

塗装されたネックの場合、塗装面がマット(つや消し)仕上げの方が演奏の際の触感は良いです。

もともとグロス(つやあり)でも、ヤスリをかけることでマットに出来ます。


今回、自分の楽器には1000番を用いました。




ヘッド裏はグロスのままで。マスキングテープを用いることで境界がキッチリとします。

P9100386.jpg

ジャック変更



ジャックをこれまでのビルトインタイプ(写真下)から、穴を拡げてプレート取り付け式に変更しました。

ビルトインタイプでは接触に不安があったのですが、これで安心です。メンテナンス性も上がっていると言えます。

プロフィール

たりき

Author:たりき
2016年まで「たりきこうぼう」としてギター・ベースのリペアを承っていました。
現在は PLEK JAPAN 勤務。私個人ではご依頼を承っておりません。

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